美容師が解説!ビューラーでまつげが切れる真相

ビューラー

みなさんおなじみの「まつげビューラー」
実はこれが一番、まつげを痛める原因だということはしっていましたか?

このビューラーが何故どのようにまつ毛を傷めるかについてお伝えしていきます♪


  もくじ
  1. ビューラーの構造
  2. ビューラーでまつげにカールを付ける原理
  3. なぜ、ビューラーは危険なのか?
  4. ビューラーでまつ毛が切れる?
  5. どのようにまつ毛が切れてしまうのか
  6. まつげを健康に保つための対処方法
ビューラー

ビューラーはハサミのような構造になっています。
下にはゴムの受け口がついていて、上にはカマボコ型の金属の板が付いていている構造になっています。

ビューラーの写真

ビューラーはこのようにカマボコ型の金属板を、下のゴムの受け口にまつ毛を押し付けて跡を付けていきます。

ビューラーの写真

まつ毛ビューラーをアップで見ると、このように上下に動きます。

ビューラーの仕組み

紙をまつ毛に見立てて、どのように跡がつくのかを画像にしました。このように、まつ毛に折れ目が付くようにカールをかけていきます

ビューラーの拡大写真

まつ毛がビューラーで痛む要因は大きく2つあります

①キューティクルが剥がれて弱くなる

上と下のもので、物理的に挟んでいく時には実はけっこうな力で
「グイグイ」何度も挟んでいます。

厚手の紙をハサミで切るくらいの力で挟むので、タンパク質で作られているまつ毛の表面にはこれを毎日することでキューティクルが剥がれてしまいます。

②ビューラーでまつ毛が切れる

まつ毛が切れる人が一番多いんのですが、実は「知らない間になんだかまつ毛が短くなっていた」

という人が95%ほどです。知らず知らずにまつ毛が切れてしまっているという方がとても多いんです。

ビューラーの拡大写真

みなさん「ビューラーに付いているゴム」頻回に変えていますか?

まつ毛が切れる最大のポイントはビューラーの切れ目が入った状態のゴムにより、まつ毛がスパッと切れてしまうんです。

ビューラーの下のゴムの拡大写真を撮ってみました。
ゴムの部分の真ん中に、上の金属板の形で「切れ目」が見えるのがわかりますか?

これはビューラーの上にある金属板が食い込むことで、ゴムに亀裂が入ることで起こります。

しかも新しいゴムに交換しても、約2〜3週間前後でまたゴムを変える必要があります。
そんな頻回に変えるのなんて大変!と世の女性はそう思っていると思います。

ビューラーをしている女性

①ビューラーのゴムの部分を2週間おきに付け替える

このようにすることでゴムの亀裂にまつ毛が食い込まないので、まつ毛が切れることはなくなりますよ♪

まつげエクステ

②まつ毛エクステに変えてみる

まつ毛エクステは、まつ毛1本に接着剤でつけていくものなので
まつ毛自体はほとんど痛むことはありません

ひと昔と違って、今では自まつ毛のように違和感のない仕上がりもできるようになっていますよ。