「そもそも、まつげエクステとはどんなもの?」と疑問に思っている方が多いですよね。
今回はその疑問について解説しましょう。
【もくじ】 1、そもそも、まつげエクステってとは? 2、まつげエクステの歴史 3、まつげに何を付けるの? 4、どのように付けているの? 5、まとめ
1、そもそも、まつげエクステとは?
そもそもまつ毛エクステというのは、自分のまつ毛1本に、1本の人工まつげを専用の接着剤で付けるものです。
施術できるのは専門的知識がある国で認可された「美容師国家資格」を持ったアイリスト が行います。20年前海外のつけまつげ工場で、付けまつげを作るために使う小さな毛を接着したことが由来していると言われています。
2、まつげエクステの歴史とは?
昔は1本のまつげに数本のまつげの束を付けていた時代がありましたがその当初は、まつげは取れる、抜ける、切れるなどの問題が多くあまり日本の市場には普及しませんでした。
そかしそれから、細かなことが好きなで改良を続けた結果、現在の「まつげ1本に対して1本の人工毛を付ける」という現在の形に発展していったというわけです。
3、 まつげには何を付けるの?
まつげについている人工の毛は「PBT ポリブチレンテレフタレート樹脂」 (Poly Butylene Terephtalate)という樹脂の一種です。
特性は高く、人工のまつ毛として日常生活で使用するであろう薬剤にも耐えられることや、柔軟性に優れており柔らかく作ることができる。
ということから、まつ毛エクステ人工毛の主要成分として採用されている材質です。
特性をまとめると
◾︎熱に強い 長期間熱安定性に優れる
◾︎寸法安定性 吸水が少ない電気的特性がある
◾︎熱可塑性 樹脂の中では最も高い値。絶縁性が高い。耐候性が良い。耐薬品性
もっとPBTについて研究レベルで興味のある方は、詳細はこちらのページへ
4、どのように付けているの?
まつげは個人差はありますが、小さな毛から大きな毛までおおよそ200〜300本程度生えていると考えられています(これに関しては今後研究していきます)
この1本のまつげに、写真の人工毛を1本を専用の接着剤を人工の毛に付けます。
人工毛の根元に接着剤がついたものを、自まつ毛1本のまぶたの皮膚から0.5mm〜1mmほど離れた部分にピタッっとくっ付けて行きます。
これを100本以上繰り返します。
装着方法はさらに専門的になるのでここでは解説しませんが、
接着剤が乾燥する前にスライド方式、絡め付け方式、まつげの上、下、横、斜めなど、この1本のまつげにはどのような装着方法が最適なのか?を一瞬で判断して装着しています。
(ちなみに教科書上は、まぶたの皮膚より2mm離して付けるようにとされていますが、これではまつげが散らかってしまったり、反転して目に入ってしまったりと実用的ではありません。教科書では念には念をで練習レベルの人が練習するためのものなのでこのように表記することは当然ですね)
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5、まとめ
ということで、まつげエクステは付けまつ毛の新たな活用方法として誕生した技術なんです。
日本人らしい繊細さ、コツコツとした研究心という性質によって
現在の技法が開発されたということがお分かりいただけましたでしょうか?
素の状態よりもキレイでいられて、その日のうちに変化がわかるまつげエクステは、どのような人にでも似合うものです♪